自営業者でも生活保護
自営業をしていても、生活保護は受けられる?について説明します
自営業者の生活保護受給条件
自営業者やフリーランサーでも生活保護は受けられる?
結論から言うと、自営業者やフリーランサーでも生活保護は受けられます。 しかし、自営業者やフリーランサーが生活保護を受けるには色々な条件があります。
では、詳しく見ていきましょう。
生活保護制度とは前述 『 生活保護とは 』でも解説したとおり、国が補償する国民が生活および生命を守る「最後のセーフティーネット」です。
なので、自営業者やフリーランサーだから生活保護を受けられないということはありません。
しかし、自営業者の場合は経費の認定が難しく、家族や親族が従業員だったり、 事業主が会社の借入の保証人になっていたりする場合が多く、 個別のケースで保護の要否を判断する必要があります。
過去事例から、小規模な自営業(従業員がおらず、 収入や経費が把握しやすい)の場合は生活保護の適用となるケースがあるようです。
ただ、その場合は一旦資産の清算や自己破産などをする必要があります。 これについては、前述 『 生活保護 受給条件 - 多重債務者でも生活保護は受けられる? 』で説明した内容をご参考ください。
もし自営業者の方で、今後も事業を継続したいという気持ちがあるのなら、 生活保護を受けながら事業を継続できる方法もあります。
これは、生活保護法で「生業を営むのに必要な資金や器具、資材の購入費を支給する生業扶助をする」と定めているためです。 その場合の生活保護費に関しては 『 生活保護 受給条件 - 就労者も生活保護は受けられる? 』をご参考ください。
また、その際の再建案などは福祉事業所のケースワーカーなどと相談してみてください。
当サイト記載内容については「生活保護法」の改正により変更されている可能性があります。
詳細は、お近くの市・区役所(福祉事業所)へご確認ください。
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